林業の歴史について…森林伐採に関わる条例は江戸時代から決まっていた

 

日本にとって歴史の深い林業。私たち日本人にとって欠かせないものです。当時とさほど変わらない手法が現在も使用されており、その技術は昔から受け継がれ、洗練されています。林業の歴史を紐解くことで、林業について深く知ることができるでしょう。そこでこの記事では、林業の歴史を詳しく紹介します。ぜひご一読下さい。

1.林業の歴史

私たちの生活に欠かせない林業。まずは山づくりから始めます。日本が林業に対して本格的に力を入れたのは江戸時代とされていますが、そこまででも様々な歴史があるのです。まずは飛鳥時代から明治維新までの林業の動きを説明していきましょう。

2.飛鳥時代には宮殿や寺院の設立に木材が使用されていた

飛鳥時代では、伐採した樹木を一般市民の住宅に使用するのではなく、王宮や宮殿に使用していました。これまでも伐採によって得た薪を火を起こすのに使用するなど、建物以外の面で多く木材と共存してきました。ただしこの時代になってはじめて、王宮や宮殿を作る為に大量の木材が必要になるのです。こうした経緯から、樹木の大量伐採が始まったのです。

しかし、当たり前ですが伐採のみではいずれ樹木も底を尽きてしまいます。樹木がなくなってしまうことを危惧した先代は、植林を開始しました。植林とは、人工的に苗木を植え、樹木を育てることです。その当時から、森林を守る活動は始まっていたのです。

2-1.江戸時代ではすでに森林伐採のルールが決められていた

江戸時代に入ると、森林は全て平等でなく、その周辺一帯を占めていた藩の所有物になりました。ただし藩のものになったところで、大量伐採が改善されるわけではありませんでした。そのため、江戸時代にして、「留山(とめやま)」と呼ばれる政策を実施し、樹木を大量に伐採することを禁じました。そしてそれに応じて、造林業も盛んになりました。

ここまで色々な政策を考えることが必要になったその背景には、大量伐採による深刻な森林破壊があったからでしょう。造林業は新しい苗木を植えることだけでなく、森林の成長を促すよう、効率的で効果的な方法を考え、国を挙げて森林問題に取り組みました。そのきっかけが江戸時代にあるのです。

2-2.当時から植林は活発に行われていた

ここまで林業の歴史を紹介しましたが、そこからわかることは、当時から植林が行われていたということです。当時からその技術にたどり着いていたことは正直驚きなのではないでしょうか。

2-3.明治維新で森林の大量伐採が深刻化

明治維新に入ると、木材の需要は跳ね上がり、より大量伐採が行われるようになりました。江戸時代では伐採を防ぐための条約を決めたはずが、なぜ大量伐採が繰り返されたのでしょうか。それは幕府による監視の目が行き通らなかったことが原因として挙げられます。目に見えない部分で大量に伐採が行われたのです

そこで幕府は新たに「森林法」を定め、森林伐採を規制。さらに、森林伐採で荒らされてしまった土地に植林を行うことで、森林の保全活動をはじめました。

3.木材の需要が高いために森林伐採が限度を超えた

そもそも、森林伐採が活発化したのは、木材の需要が高くなってしまったからです。その背景には、海外の文化が入ってきたことが挙げられます。インテリアや仕様、様々なものが海外から入ってきましたが、それらには全て木材が使用されたのです。そのために、木材の需要が高くなってしまい、森林を破壊しているレベルの伐採が行われたのです。

3-1.2001年に「森林・林業基本法」が制定

森林伐採は、2000年に入っても問題視されていました。そこで政府は2001年に「森林・林業基本法」を定め、森林を守る保全活動を開始、守っていくことをはじめました。そして林業を行いたいと考える方を積極的に採用しています。それを「緑の雇用」と言います。

4.まとめ

林業の歴史についてご理解いただけましたでしょうか。簡単にまとめると、日本では昔から林業と共に共存してきました。しかし需要の増加が原因となり、森林伐採が加速、深刻な問題になりました。そこで国を治める者たちがその時々にあった森林を守る条約を決め、森林伐採を防ぐことに全力を尽くし、同時に植林も行い。造林業に力を入れてきたのです。皆さんも、この記事をきっかけに林業について少し考えてみてはいかがでしょうか。林業について理解を深めることが、自然環境を守る一歩になります。

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